ジル・クデール　Gilles Coudert　

映像作家。映像プロダクション「a.p.r.e.s.」主宰。
広告制作のCMディレクターをへて、現在、現代美術家、建築家の活動軌跡を映像記録として残し続けている。
川俣正とは1994年から多くのプロジェクト記録を手がけており、なかでも1997年パリのサンペトリエール教会にて行われた《椅子の回廊》の映像作品は代表作として高い評価を得ている。
《プロジェクト》というかたちに残らない芸術表現活動を伝えていくものとして、彼の活動は重要な意義を有している。
映像作品としては、川俣正のプロジェクト映像記録集「Works & Process」、ほかにもファブリス・イベールやダニエル・ビュランの仕事も記録し、また「Remanence」という現代美術と建築をテーマにしたＤＶＤも監督、及び発刊している。