CafeTalk15 + Catherine GROUT
CafeTalk15
カトリーヌ・グルー+川俣正
2003年1月21日(火)
18:00〜19:30
東京芸術大学美術学部・大浦食堂
(台東区上野公園内/JR上野駅・鶯谷駅下車徒歩10分/会場までのアクセス

美術家の川俣正をホストに、国内外から多彩なゲストを迎えフリートークを繰り広げる、シリーズセッション「カフェトーク CafeTalk」。
2003年の初回を飾るゲストは、現在フランスより来日中の美術史家、カトリーヌ・グルー女史。西洋哲学のバックボーン裏打ちされた思考によって現代アートのアクチュアリティを探求し続けるグルー氏は、強い関心の下に川俣の仕事をフォローし続けている。社会という〈場〉においてアートが切り拓くものとはいったい何か──。
1997年・TNプローブでのシンポジウム以来の、この2人による公開トーク。(→終了いたしました。)

カトリーヌ・グルー
Catherine GROUT
美術史家・美術批評家。
エコール・デュ・ルーヴルで美術史を専攻し、96年、社会科学高等研究院(EHESS)に提出の論文「風景のフォトジェニー」で博士号を取得。
現象学などの哲学的知見を下敷きに、現代アートと都市あるいはランドスケープといった諸問題をめぐって、骨太のクリティックを展開。作品制作がもたらす〈場〉の生成/変様という点に注目し、パブリック・アートの現代的位相を問うている。フランスのみならず各国の美術雑誌への寄稿や国際シンポジウムの参加などを精力的にこなすほか、アンガン=レ=バン(フランス)のビエンナーレのコミッショナー(94年〜)など、近年ではキュレーションの仕事も多く手掛ける。
94〜95年の京都のヴィラ九条山での滞在以来、日本とも縁が深い。96年には小林康夫氏との共同研究プロジェクト(「都市空間における景観の創造」)、97年にはTNプローブでのシンポジウム「再発見される風景」の企画に携わったほか、今回の来日に際しては、墨田区京島でのプロジェクト「アーティスト・イン・空き家」(2002年10〜11月)のキュレーターを務めた。
著書に、『都市空間の芸術』鹿島出版会、1997年)など。

◎入場無料、申し込み不要
◎通訳付き

お問い合わせ:
info@cafetalk.net(川俣ゼミ・カフェトーク)
主催:川俣ゼミ
協力:東京芸術大学・大浦食堂

当日の模様

 

  



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